ヒトセさん[E-No.24]との戦闘設定の解説です。
実際の戦闘設定。
全体的な設定の解説。
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相性的にも、術の性能的にも、勝率が高かったのはあちらの方です。あちらの設定が少しでも違っていれば、簡単に負けている試合でした。
そんな劣勢の中で考えたことは以下の二つ。
・とにかくMPを残してHPが0にならないように、早め早めに回復する。
・相手の攻撃が飛んでくるときに精霊を召喚しない
まず一つ目は、相手から受けるダメージを計算すれば何とかなります。しかしながら、直前の秩序杯からダメージの計算式が変わってしまい、これまでの計算では役に立ちません。かといって、私一人で新しい計算式を見つけるのも至難の業。ならばどうするべきか。
答えは簡単です。
シミュレーターでいろいろ試して、実際にどれぐらいダメージを受けるのか確認すれば良いじゃない!
※21回更新から再び計算式が変わります!
この実測データは意味がなくなりますのでご注意を!
そんなわけで、精製:防御能力付与Lv1,Lv2精製:増幅Lv1Lv2、増幅:防御Lv1Lv2を組み合わせて、60パターンほどダメージがどんな風に変化するのか試してみました!
これで戦闘終了までの間にどれぐらいダメージを受けるのか、どれぐらい回復すれば良いのかはばっちりです。
そして、計算したところ30ターンまで(相手のMPが切れるまで)の間に、12回は2倍拡大して回復しなければならないということを知りました。24回単体回復だと、スタミナの消費がすさまじいことになりますし、なにより増幅:防御を使う隙がなくて結局大ダメージで死にます。
しかし、ここで二つ目の問題。魔力の槍IIIや刃IIIが召喚精霊に飛んでしまうと大ダメージを受けてしまうのです。PCには増幅:防御や耐性霊玉がありますが、精霊にはありませんから。
なので、精霊召喚はできるだけ相手が精霊術を使ってこないタイミングを狙わなければならない。そのためにヒトセさんがどんな行動をするのかひたすら研究しました。まず最初に目につくのが、魔闇→火炎→魔力の槍のそれぞれ最高レベルを組み合わせた大ダメージ。
これを繰り返してくれるなら、消費MP的に8ターンに一度しか精霊術は飛んできません。やった! その隙に回復ができる!
と、思いきやそうでもなかった!
その連鎖攻撃の後、次の攻撃は魔闇→火炎で止まることが比較的多いのですが、その次辺りからはMP代替をつかって魔力の槍単体を打ち込んで来たり三つの術が組み合わさったり、あまり法則性が見えません。
というか法則がないようにしていると判断して、運を天に任せました、召喚精霊に魔力の槍が飛んできたら事故。さらにそこに火炎と魔闇が組み合わさったら大事故だ仕方ない。
以上が私が設定する際に考えた点でした。
ちなみにこちらが適当に比ダメージを予想した物です。MP計算とかしてないのですごいざっくりです。
この計算では、30ターン目にMP使い切るためのトドメが来る最悪のパターンを予想。もしもそのトドメに失敗するか、MPを使い切らないならば、こちらはHP400ぐらい残ってそこから相手のHP全快を削りきる、という絶望的な通常攻撃合戦になるとの予想でした。
実際の試合ではそれがほぼ予想通りで、そんなHP差であっても通常攻撃合戦で紙一重で勝ってしまったのでした。精製の魔力付与とスタミナの差は侮れませんね。
あ、最後に私が思いっきり読み間違った一点。ヒトセさんは魔力の刃を使ってこないと思ってました。何故なら、16回更新まで魔力の刃に術名を設定せず、これまでも殆ど使っていなかったから! でも実際には思いっきり使われてました!
後で聞いたところ私と戦うために習得したらしいですね。魔力の刃。これがあるから精霊コロシアムは怖いです。